| 池庭または枯山水の庭で、池や流れに掛けられた石の橋。 |
| 初期のものは自然石を使ったが、桃山期以降は切石も使われた。 |
| ・橋台石(はしだいいし):石橋の垂直荷重を受ける。 |
| ・橋添石(はしぞえいし):四隅に置いて安定感を作り出す。 |
| 神社祭祀初期のもので、自然石を神として信仰の対象とした。 |
| その信仰の対象となるものは,高山の巨石郡などで,これを磐座という。 |
| あまついわさかというのが正しく、神のいる場所として、石を円形や |
| 列座させるなどして神聖な祭祀の座を作ったもの。 |
| 蓬莱式庭園の池庭や枯山水の主要部を作る島のこと。 |
| 亀石組には亀頭石、両足石、亀甲石などがあり、多くは |
| 多数の石で組まれ、亀の形に作られている。 |
| 鶴島(つるじま)と対になっている場合が多い。 |
| 庭園植栽の一手法で、樹木を丸い形、四角い形に作る手入れのこと |
| ・海外ではトビアリーと呼ばれ動物の形などに刈り込まれたりする。 |
| 水を使わないで流れを表現したもの。白砂や石で表現されるのが |
| 一般的手法。枯山水庭園で多く用いられる。 |
| 池泉や枯山水庭園に池庭の中島の代わりの石組だけの島のこと。 |
| 池庭や枯山水の亀島、亀石組に用いられ、亀の頭に形を表現している。 |
| 古く中国でもようされた曲水宴の故事により、優美な曲線を 持って |
| れる水の状態を庭園に表したもので、この流れに盃を |
| 流して、その盃が到達するまでの間に和歌を詠んだりした。 |
| 遮へいを目的とした竹の垣根 |
| 池泉や流れの土留めに組まれる石組。 その出来具合により庭園 |
| の景観が大きく左右される。 |
| ・時代の手法や思想によって違いがあるため、およその時代別の |
| 判断材料になる。 |
| 池中や流れを渡るために水中に石を配置するもの。枯山水でも |
| 同様の表現方法をとる。実用と景観を兼ねている。 |
| 庭園石組のなかで最も根幹をなす石組で、大小の三個の石を |
| 三尊仏のようにくんだもの。 |
| 板石を主としてアプローチなどに敷く石 |
| 庭園の外の風景をその庭と同化させて取り組んでみせること。 |
| 江戸時代から盛んに取り入れられるようになった。それ以前は |
| そのような力を借りなくてもよいように作られていた。 |
| 仏教世界観で宇宙の中心をなす山の名称。 |
| 庭園ではこの思想を取り入れ、集団で石組をした中央に立石を |
| 用いたりして表現している。 |
| 庭園設計をなす根幹で、設計図に従って、池の形や島の配置、 |
| 築山の設け方、石組の配置などを決める。これのより庭園は |
| どのような思想をもっているかが一目瞭然で知ることができる |
| 山間にさりげなくある石のように据える石のこと。 |
| 立ったまま使用する手水鉢のこと。露地における初期の手水鉢の |
| 据え方。現在でも書院の手前の飾り鉢として使われる。 |
| 石組手法の一つ。石を立てて据えつけることをいう。日本庭園の |
| 石組手法の中心となるものであり、その庭園の評価が決まる |
| くらい重要なものである。 |
| ・寝かしてある石のことを布せ石 |
| 亀島や鶴島の中心部に置かれる石のこと。庭園全体を引き締める |
| 効果がある。 |
| 茶庭の中で手を洗ったり口をゆすいだりするための水をいれておく |
| 鉢のこと。石造品がもっとも多くつかわれている。 |
| 庭園内における人工的な山。自然風景の象徴である山と水の景を |
| 表現するために作くられる。 |
| 茶室近くに設けられ、
手を洗い口をすすぐための物。手水鉢自体が |
| 低く据えられているためつくばって使うことからこの名がついた。 |
| 蓬莱式庭園の様式の一つで、亀島に対する鶴島の形である。 |
| 表現方法としては、立石を一・二個で鶴の形を象徴的に現している。 |
| 池泉庭園に作った半島のこと。枯山水の場合は、白川砂に苔地の |
| 出島などで表現する。 |
| 日本庭園における蓬莱神仙思想の仙人の住む洞窟を石組に |
| よって表現したもの。 |
| 庭園を歩くのに便利なように並べる石。実用と景観の美しさから |
| 広く普及した。 |
| ・飛石を据えることを飛石を打つという。 |
| 庭園内の築山に一種で、
築山に続く低い山のことで、 |
| あまり石組などは用いない。 |
| 塵穴(ちりあな)の縁に据えられる石で、塵箸(ちりばし)を立て掛ける。 |
| 石垣の工法の一つ。自然石の表面(野面)の表情を活かして築く。 |
| 形状が不揃いの自然石を 巧みに組み合わせて積み上げられ、 |
| 重厚で落ち着いた風情を作る。 |
| 石橋の垂直荷重を受ける石の名称 |
| 石橋の四隅に置いて安定感を作り出す石の名称。 |
| 鶴島石組の鶴の羽を象徴した石のこと。 |
| 書院庭園の一様式で池も築山も無い平坦な庭園のこと。 |
| 石組の中で最も重要な石の名称 |
| 舟の形をしたい石で、蓬莱式の池泉、枯山水の両方で用いられてい |
| る。この舟を蓬莱山の宝を取りにきく宝舟と想定してる。 |
| ・出舟:今から宝をとりに行く舟。軽いので低く据えない。 |
| ・入船:宝を積んで重いので低く据える。 |
| 滝石組の一つで、中央の水の落ちる所で板石状のものなどを使う。 |
| 滝石組の一つで、滝つぼ付近に据えつけられ水を左右に |
| 分けるための石 |
| 池泉中に舟が一列になって停泊しているような姿に配置された石組。 |
| 滝石組に組まれることのある石で、滝を登る鯉を表現したもの |
| 中国黄河上流の山西省にある龍門の瀑布を、象徴的に |
| 日本庭園の滝造形に取り入れたもの。この瀑は
三段に落ちる激流で、 |
| ここを登り切った鯉は龍になって昇天すると信じられ、
そこから龍門の |
| 名称が出ている。 必ず鯉を表現した鯉魚石(りぎょせき)を組む。 |